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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO1862 (2021.3.18)
キッザニア通信⑧
今日は6年生のキッザニアに引率しているため、給食の写真は撮れません。ということで、かなり早いのですが、給食のメニューのみお知らせします。
今日のメニューは、イメージがわきやすいので、「ふんふん、なるほど」と思っていただけるのでは?
今日の給食メニュー:食パン、イチゴジャム、鮭マヨネーズ焼き、ミネストローネ、牛乳
子供たちは、キッザニアの食券を事前購入しているので、今日はお弁当ではなく、キッザニア昼食です。(大人が昼食を外で食べる感覚ですね。)
校長日誌 錦町の空から NO1866 (2021.3.18)
キッザニア通信⑦
新宿超高層ビル群。
新国立競技場。ここでの開会式を見るとき、子供たちは中学生ですね。
まもなく到着です。
校長日誌 錦町の空から NO1865 (2021.3.18)
キッザニア通信⑥
今、PTA運営委員会の校長挨拶を作成していました。渋滞の中央高速はあいかわらずです、でも、歩みは遅いものの、着実に目的地へ近づいています。今、とうとう明治大学のキャンパスが見えました。少し向こうには新宿の超高層が見えます。
この後は、少し渋滞も緩和されるでしょう。あと30分弱。
子供たちは・・・あいかわらず、静かです。さすがは最高学年。
校長日誌 錦町の空から NO1864 (2021.3.18)
キッザニア通信⑤
中央高速に入った途端、渋滞が始まりました。実は、入り口で担任が「渋滞12km」と表示されてあったのを発見。その通りでした。
さきほどようやく深大寺を通り過ぎました。運転手さんに伺ったところ、「この分だと、9時の到着がギリギリ。」とのことでした。
でも、運転手さんのお話ですと、「毎日、こんなもの」とのこと。仕方ありませんね。
え?子供たちは?…とっても静かです。途中少し話声が聞こえましたが、担任の指導ですぐに静かになり、そのままずっと静かにしています。感染防止をよく理解している6年生でした。
校長日誌 錦町の空から NO1863 (2021.3.18)
キッザニア通信④
バスに乗り込んだ6年生。今回も5年生同様、3クラスのなのに、4つのバス。感染防止のため、ゆったりと座ります。こんな贅沢、日光の代替行事だからこそ。
ディスタンスがあるうえ、分厚いビニールのパーテーションもあって、安心。
先生方の見送り。このほかにも音楽専科の先生や校務主幹の先生が見送りに来てくれました。日光の代替行事だなあ。
校長日誌 錦町の空から NO1860 (2021.3.18)
キッザニア通信②
6時半に出勤したら、すでに担任の先生方は出勤していました。
さらに、6時40分にはどんどん子供たちが登校。みんな気合が入っています。
それだけキッザニアを楽しみにしているのです。
さて、7時に出発式。
見てください。この晴天を!
私からは
「キッザニアは、日光移動教室の代替行事であること」
「3日分の日光移動教室を目いっぱい楽しんで今日1日のキッザニアで取り返そう」
「これまでキャリア教育の勉強をして、将来の夢やなりたい職業について考えてきました。今日はその夢や職業について、実体験をして、自分の今後に生かしていこう」
ということを話しました。
校長日誌 錦町の空から NO1859 (2021.3.18)
キッザニア通信①
日光移動教室へ行けなかった6年生。でも、その代替行事として、「キッザニア東京」へ行くことになりました。
行く前に担任の先生から
「校長先生、5年生の八ヶ岳の代替行事の高尾山のブログは9号だったので、6年生はそれを超えてくれるものの期待しております。」
とプレッシャーをかけられました。
ということで、ここからキッザニア通信10号を目指します。
ちなみに、「キッザニア」をご存じない方もいらっしゃると思いますので、紹介。
ウィキペディアによると、「キッザニア(英称:KidZania)は、1999年からメキシコ、日本、インドネシア、韓国やアラブ首長国連邦など世界中で展開されている、子供向けの職業体験型テーマパークである。Kid+z+aniaで“こどもの国”の意。」
ということです。
三小がキッザニアに行くのは初めです。子供たちも行く前からワクワクです。
校長日誌 錦町の空から NO1858 (2021.3.18)
六送会④
4年生の出し物(初めにテロップが流れました。)
4年生は下から目線で、6年生に送る言葉を言い、YOASOBIの「夜に駆ける」の曲(私の好きな曲です。すみません。個人の好みを書いて)に合わせて、「ボディパ(ボディパーカッション)」を披露してくれました。4年生総勢99名でのボディパは、なかなかの聞きごたえでした。
校長日誌 錦町の空から NO1857 (2021.3.17)
今日の給食
今日の給食メニュー:タイ飯、肉豆腐、野菜の土佐揚げ、ミカンジュース、
美味しゅうございました。
※愛媛県漁業協同組合から二回目の無償提供のタイ(前回も身がふんわりとしてとても美味しかったです。)を使用します。愛媛県の郷土料理のタイ飯は2種類あり、焼いたタイを入れて炊きこんだ「松山タイ飯」と、生卵入りのたれに着けたタイの身をたれごとご飯にかけて食べる「宇和島タイ飯」があります。生産量日本一だからこその食べ方ですね。給食では「松山タイ飯」をアレンジします。柑橘類の生産量も日本一ですが、蛇口からミカンジュースが出る機械は本当にあるそうですよ。
校長日誌 錦町の空から NO1856 (2021.3.17)
高尾山⑨
本人はなんということないのですが、こちらから見てびっくり。楽しんでいました。
キングコングに食べられる~!
もう大騒ぎ。まあ、ほとんど貸し切り状態だったから、少々の騒音は許す!
部屋が斜めっていて、ずっといると、なんだか平衡感覚がいかれて、気持ち悪くなる部屋。でも、子供たちの一押し部屋でした。
目いっぱい楽しんで、またバスへ。
バスが出発してすぐに爆睡している子がいました。それだけ全力で楽しめたのでしょう。
八ヶ岳の代替行事として、ふさわしい高尾山でした。
校長日誌 錦町の空から NO1855 (2021.3.17)
高尾山⑧
(NO1845の続きより)気に高尾山から下山してきて、おしまい、ではありません。なんと、この後さらにイベントが。
後方に見えるのが、これから見学(体験?)するトリックアート美術館。わくわく。
見学の仕方について、担任の先生方から指示を受けました。(生活班での見学)
いきなり映画の世界に入ったような気持ち。
古代エジプトの界
や緊張気味です。
これぞトリック。奥に部屋があると思いきや・・・。
これを見て、「ローマの休日」と答た方は、私と同年代(か、上ですね。)
私が「口に手を入れて、うそつきだと、手をかまれます。」と言うと、信じて、こわごわ手を差し入れていました。
校長日誌 錦町の空から NO1854 (2021.3.16)
六送会③
3年生は最初に6年生を送る言葉から開始。
3年生はアバの名曲「Dancing Queen」に合わせ、体を目いっぱい使って踊りました。一人一人で踊るところ、グループで踊るところと変化をつけて6年生を送りました。
最後にまた心を込めて6年生を送る言葉を伝えました。
さて今日の給食です。
今日の給食メニュー:豚キムチご飯、中華旨煮、白玉フルーツポンチ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1853 (2021.3.16)
六送会②
早速各学年の出し物。三蜜を避けながらの出し物はそれぞれ苦労しましたが、卒業生をお祝いする気持ちはどの学年も同じ。
1年生の出し物。
1年生は縄跳びを披露。縄跳びといえば、NiziU。「Make you happy」の曲に乗せて、跳び、踊りました。
6年生からは「かわいい!」という声が連発。
2年生の出し物。2年生もかわいいのですが、一日の長。立つ姿がすでに2年生らしさを感じさせてくれました。
2年生は、これまた今年大ヒットの「炎」に合わせて踊りました。2年生も、6年生も大好きな曲です。2年生らしく、かわいく、そして大胆に踊りました。
校長日誌 錦町の空から NO1852 (2021.3.16)
六送会①
6年生を送る会(略称「六送会」)は、在校生が卒業式に参列できなくなったため、いってみれば在校生にとっての卒業式。今年も各学年、大切に取り組みました。
校長挨拶。6年生への賛辞を送りました。
初めの言葉。在校生が「私たちに任せてください」とばかりにしっかりとした初めの言葉を述べました。
卒業生入場。例年は体育館にクラスごとに入場します。今年度はオンライン入場。
クラスごとに一人一人入場する様子が映像で放映されました。
どのクラスもノリノリで入場していました。
校長日誌 錦町の空から NO1851 (2021.3.15)
今日の給食
先週の木曜日の夜7時から錦町地区青少健が開催されました。
今年度最後の青少健。子供たちを守る地域の全団体の方々が三小の家庭科室に参集しました。閉会は7時45分と決まっていたので(緊急事態宣言下なので)、わずか45分しか時間が取れなかったのですが、皆さんてきぱきと進め、終了時刻はなんと、7:45ぴったり。スゴイ!
発言する小田PTA会長。
会長を始め、たくさんの地域の皆様のおかげでコロナ禍でも大きな事故なく1年を過ごすことができました。保護者、地域の皆様、ありがとうございました。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ゆかりご飯、かに玉焼き、吉野煮、不知火、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1850 (2021.3.15)
わんぱくタイム
体力向上の一環として取組みをしてきた「わんぱくタイム(朝の時間帯に、校庭で思いっきり身体を動かす。遊ぶ内容は、子供たちが決めます。)」。思いっきり身体を動かし、体力向上となっていますが、それ以上に「子供相互の関わり」や「身体を思いっきり動かすことによる心の解放」の効果を感じます。
今回は高学年わんぱくタイム。
ドロケイで遊ぶ。え?ドロケイ?高学年が?と言わないでください。ドロケイは、小学生ならどの学年でも楽しむことができる遊びです。(担任も紅白帽をかぶって参加しています。)
写真でわかりにくくてごめんなさい。ドッジボールで遊ぶ高学年。ドッジボールも定番の高学年遊びです。
校長日誌 錦町の空から NO1849 (2021.3.14)
授業風景
1年生。学級会の様子。1年生は今年も昨年に続き、学級編成替えがあります。そこで、クラスのお別れ会の企画をしました。子供たちのアイディアを先生がうまく交通整理しながらまとめていきます。
2年生。毎年恒例の三小郵便局を今年の2年生も取組みました。取組みが終わって、まとめの学習をしているところです。まとめをしっかり行い、振り返りを行うと、学習が定着します。
子供たちから出た振り返りをまとめました。
校長日誌 錦町の空から NO1848 (2021.3.13)
国語研究授業③
5年1組の国語授業は研究授業のため、授業後子供たちが下校し、その後全教員が参加する協議会が開催されました。講師は創価大学大学院教授、石丸憲一先生です。
まず、授業者の5年1組担任が自評(自分の授業の振り返り)を行いました。
次に、教員による質疑応答。三小の先生方は、勉強のため、ズバズバ言いたいことを言い合います。
最後に講師の先生から講評。良い点を褒めていただいた上で、改善点と方策を示していただきました。とっても分かりやすい講評で、来年度の研究が早くも楽しみに感じました。
校長日誌 錦町の空から NO1847 (2021.3.13)
国語研究授業②
(NO1841の続き)
一人一人で自分なりの意見を根拠をもって決め、その後クラスでその意見を交流。
最後にそれを全体の場で意見発表。その意見をみんなで検討します。
個人→少数で交流→全体で発表→検討という流れがクラスで定着しています。
仲間が発表した意見を聞きながら、ポイントなる言葉を見付けて○をつける。(先生の指示ではなく、あくまでも自分の考えをまとめるために○をつけていたのです。)
自分の意見をまとめるとき、根拠を教科書の言葉から引き出します。単なる勘ではみんなを納得させられません。大切なのは本文に、文章に即して根拠を示すこと。こうしていくと、学力が向上します。
まとめの段階で担任の先生が、まとめの文に入れる語句を指定。これでハードルが上がりました。でも、子供たちは、一生懸命その語句をいれて自分の考えをまとめていました。
校長日誌 錦町の空から NO1846 (2021.3.12)
子供たちのアート作品が・・・
先日6年生の女子が私のところにランドセルの作品を持ってきました。
私は「これを校長室前に飾ってもらえませんか?」という意味かと思いましたが、そうではなく「このランドセルを学校に寄付します。」とのことでした。
細かなこだわりのあるランドセル。せっかくの申し出なので、受け取ることとしました。
それにしても、最近、子供たちのアート作品が校内でパワーを放っていて、「私たちを外へ連れて行って!」と言っているような気がしてたまりません。どうしようかな?
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:大豆とごぼうのそぼろ丼、豆アジのから揚げ、味噌汁、はるか、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1845 (2021.3.12)
高尾山⑦
(前号より)
頂上に人が増えてきたので、予定より早く下山開始。
下山の子供たちのペースはとても速かったです。この様子を見ていると、来年度の日光移動教室のハイキングも大丈夫ですね。
あっという間にケーブルカー駅に到着。またも臨時便を出してくれました。
ケーブルカーもそのGを楽しみました。
校長日誌 錦町の空から NO18244 (2021.3.11)
今日は3月11日。東日本大震災から丁度10年です。これを踏まえ、全校朝会を月曜日から本日に移し(月曜の朝と木曜日の朝を入れ替え)、本日全校朝会を行いました。
冒頭、黙祷をささげました。
すでに小学生の多くが東日本大震災を経験していない世代となったからこそ、しっかりと地震の怖さ、地震への備え(自助、共助)について話しました。
さて、今日の給食です。
今日の給食
今日の給食メニュー:ガーリックトースト、ビーフシチュー、大根のサラダ(中華ドレッシング)、ブドウゼリー、牛乳
おいしゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1843 (2021.3.11)
高尾山⑥
女坂といっても侮ることなかれ。階段が続くところは結構シンドイ。この階段でだいぶパワーを奪われてしまった子がいました。
標高599mの山頂に到達。満足!
ここまで楽勝?かと思ったら、楽勝の子もいましたが、結構シンドイ子もいました。
階段を過ぎたあたりから
「つらいです。」
「もうダメです。」
とぼやきが始まり、私や班の仲間が
「大丈夫。もう少しだよ。」
と励ますと、
「だいたい、人はそう言うんですよね。」
「そう言ってから頂上まで結構あったりするんですよね。」
とまたもぼやきました。かわいい。
でも、頂上に着いてみたらげんきんなものです。
「どう?まだ疲れている?」
と聞くと、
「エネルギーチャージできました。100%まで後3%ほどです。もう大丈夫。」
と力強い言葉。こういうのが子供です。
お弁当を食べてパワーチャージ。元気の良い男子は、
「もっと量がほしいなあ。お母さんのお弁当、すごくおいしいんだけど、量が少ないんだよなあ。後この3倍はほしい。」
と言っていました。
(私が見たら、そのお弁当自体、普通の子供の1.5倍はありました。)
まだまだ成長するんだろうなあ。
校長日誌 錦町の空から NO1842 (2021.3.10)
中学の部活は?
6年生の外国語(英語)の単元に「入りたい部活動などを伝えあおう」があります。
教科書を読み、ビデオ(キャラクターが立っていて、よくできています)を見て、どんな表現を用いたら良いかを理解した上で、最終的に入りたい部活動について英語で伝え合います。
小学生が英語で入りたい部活動などを伝えあう?・・・一昔前では想像さえできないことですね。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:麻婆豆腐丼、中華コーンスープ、豆乳杏仁豆腐、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1841 (2021.3.10)
5年1組国語授業①
2月19日の体育の研究発表が終わりました。オンラインでの発表でしたが、多くの先生方の視聴をいただきました。
本来ならここでほっと一息、と言いたいところですが、そこは第三小学校。すでに来年度へ向けて研究を始めました。
来年度の研究教科は国語。ということで、さっそく5年1組で国語の研究授業を行いました。
研究授業の単元は「大造じいさんとガン」。保護者の皆さんも子供のころ、学習したのではないでしょうか?そうなんです。何十年たってもまだこの単元は生き残っているのです。それだけ素晴らしい教材ということです。
この日の授業の狙いは「大造じいさんは、おとりのガンと同じように残雪を世話したのだろうか」でした。
この狙いに対して、子供たちの考えは真っ二つに分かれました。
「同じように世話をした」と「同じように(世話を)してない」の2つです。
子供たちは自分の意見をもって、その根拠を10分以上にわたって考えました。
まず、一人で課題に向かい合うのが国語授業で大切です。
子供たちの様子を見ていたら、付箋を貼っている子がいました。物語全体を俯瞰する際に、場面が一目でわかるように、付箋で目印にしたそうです。(こういう先を見越した考え方ができるのが高学年ですね。)
ノートに自分の考えをしっかりまとめます。ノートに自分の考えをまとめることで、そのあとの意見交流も深まります。
ここで大切なのは、自分の考えの根拠、理由です。
10分以上個人作業が続いた後、クラス全体で意見交流。次々と相手を変え、自分の考えを相手に伝えます。しっかり伝え、しっかり聞き、交流します。
相手の意見を聞いたら、その意見の要約、ポイントをノートに青色で書き込みます。
こうして、自分の学びの軌跡が記された、宝物のノートが出来上がっていきます。
校長日誌 錦町の空から NO1840 (2021.3.9)
今日の給食
今日、私は5年生の八ヶ岳自然教室の代替行事として、高尾山引率でした。ということで、給食の写真はありません。メニューのみでお許しください。(夜7時過ぎに昼給食アップはないですよねえ~。ごめんなさい。)
今日の給食メニュー:クロワッサン、シーフードグラタン、ポトフ、イチゴ、コーヒー牛乳
美味しゅうございました。
※今日は、オリパラ給食、フランスの料理です。クロワッサン(三日月)、グラタン(おこげ)、ポトフ(火にかけた鍋)はフランス発祥の食べ物です。次回(2024年)夏季オリパラの開催地ですが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響がどうなっていくのでしょうか。
校長日誌 錦町の空から NO1839 (2021.3.9)
高尾山⑤
山頂駅到着。ここから3つのグループに分れてハイキング。全て自分たちで決めました。
一昨日の天気予報では、今日の予報は雨。しかし、見てください。見事に天候回復。
高尾山らしい風景の中を女坂(緩やかコース)で山頂を目指します。
校長日誌錦町の空からNO1838 (2021.3.9)
高尾山④
さきほどトリックアート美術館での観賞を終え、高尾を出発。
予定より少し遅れて9:38高尾山口到着。トイレ休憩をかねて新装オープンした美術館に入りました。出発するときには、放送で「立川第三小学校さん、いってらっしゃい!」と言っていただきました。
高尾山を上から見た図。ジオラマです。こうして見ると、移動距離が意外とあることに気づきました。
徒歩でケーブルカー駅へ。右に行くと徒歩ルート。
こういうときに静かに待てるのが三小の5年生。
三小のために臨時便のケーブルカーを出してくださいました。
ということで、貸し切り。三小全員が乗車できました。
ケーブルカー内では「怖い、怖い」を連発する子も。聞くと「ジェットコースターもありえない」とのこと。わかります。
校長日誌 錦町の空から NO1836 (2021.3.9)
高尾山③
「校長先生、短時間にたくさんHPアップするなあ・・・」と思われたでしょうか?そうなんです。こうやって細かく刻んでいるのは、今バス車中だからです。そして、何より、登山が始まったらさすがに私もアップできなくなるので、行き帰りの車中がアップに最適なんです。
見送りの先生方。総勢4名いらっしゃいました。(後二人はシャッターチャンスを逃しました。)自然教室であれば、授業開始前なので、もっともっと多くの先生方が見送ってくださるのですが、今日は授業が開始していたため、4名の見送り。でも、うれしいですね。子供たちも大きく手を振っていました。
車窓風景。多摩川と多摩都市モノレール。う~ん、立川だなあ。
車窓風景2。例年の5年生なら社会科見学で訪れたであろう、日野自動車。子供たちにアナウンスするのは、「ここも行けなかった」と言う気持ちになるだけなので、やめました。
さて、今20号を走っていますが、とっても渋滞しています。なぜか?理由は、工事にもありました。
子供たちは?いるのか、いないのかわからないくらい静かです。誰も約束通りおしゃべりしていません。こういう子供たちだからこそ、行事が決行できるのです。
ただ、子供たちの変化がないため、書く材料がつきました。
またしばらく(復路まで)更新はしません。
校長日誌 錦町の空から NO1835 (2021.3.9)
高尾山②
子供たちが集合したところで、校長の挨拶。
私からは
「八ヶ岳自然教室が中止になってしまいましたが、その代わりに高尾山を楽しみましょう。自然教室3日分を今日の1日で取り返すつもりで、まずは自分で盛り上げて、みんなで折り合って、助け合って、楽しみましょう。」
と話しました。
5年生はいつも通り、静かに私の話を聞いていました。
この後すぐにバスに乗車。
バス車中の様子。座席が全てパーテーションで区切られています。換気システムも作動していました。
校長日誌 錦町の空から NO1834 (2021.3.9)
高尾山①
八ヶ岳自然教室が中止になり、その代替行事として、高尾山登山を計画しました。通常なら、高尾山なら列車ですが、感染症予防のため、往復とも観光バスとなりました。さらに、通常なら3クラスでバス2台でも行ける児童数ですが、今回は4台で行くことに。おかげで子供たちは二人掛けの座席を一人で占有できました。(その観光バスの代金も4台中3台分は立川市が負担してくれます。)目的地の高尾山も、感染が心配ない場所。というわけで、子供たちは安心して楽しむことができます。
5年生集合。高学年らしく、先生方がいらっしゃる前に自主的に整列しました。
校長日誌 錦町の空から NO1833 (2021.3.9)
ソツセイ
6年生の最後の力作「ソツセイ」。
先日はこんな作品作りに出会いました。
おわかりでしょうか?糸鋸で木を切り取り、世界地図を制作したのです。淡々と作っていますが、力作!
傍らにタブレットがあったので、覗いてみると、Googleのマップでした。これを参考に制作していたのですね。
校長日誌 錦町の空から NO1832 (2021.3.8)
5・6年交流コンサート②
(前号より)
琴演奏が終了すると、静かに移動(6年生も)。次は「威風堂々」の合奏です。
この「威風堂々」の合奏は、本当は卒業式の際の卒業生の入退場の時の演奏でした。しかし、今年度も卒業式は5年生の参列はありません。ということで、5年生は思いを込めて、「威風堂々」を合奏したのです。
この後、6年生の演奏の番でしたが、私は副校長先生と交代。
職員室に戻ってきた副校長先生は「6年生、素晴らしい演奏でした。」と感激していました。
5年生も6年生も短期間に素晴らしい仕上げでした。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:
御飯、ぶりの照り焼き、白滝のピリ辛炒め、すまし汁、せとか、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1831 (2021.3.8)
5・6年交流コンサート
卒業へ向けて(卒業生を送る一環として)、5・6年生の交流コンサートを行っています。本当は、全校で行いたいところですが、三密になるため、叶いません。そこで、せめて5・6年生合同のコンサートといきたいところですが、現在体育館に集まれるのは、1学年のみ。ということで、兄弟クラスでの交流としました。
土曜日に行われた5・6年交流コンサートは、5年2組と6年2組の兄弟クラス(同じ2組)のコンサート。5年生の演奏に6年生が聴き入っている様子です。
本来なら、全校が集まって、聞き合いたいコンサートですが、三密なってしまいます。今、一カ所に集まれるのは1学年のみ。せめて5・6年生2学年で聞き合いたいところですが、それも叶いません。ということで、兄弟クラスの交流コンサートとなりました。
5年生の琴演奏に耳を傾ける6年生。
「さくらさくら」の琴演奏は、よくシンクロしていて、聴き応えがありました。
静かに聴き入る6年生からは最高学年らしさを感じました。
校長日誌 錦町の空から NO1830 (2021.3.7)
土曜授業より②
4年生の社会は今、プレ教科担任制ということで、社会科専科(校務主幹が担当)が受け持っています。その社会科専科による「小笠原諸島の学習」。
ねらいは「小笠原村の人々は、自然とどのように向き合っていこうとしているでしょう。」です。
このねらいに向けて、子供たちはタブレットを活用して、ネットで調べていきました。
子供たちもだいぶタブレットに慣れてきました。
真剣に調べます。教えてもらうのを待つのではなく、積極的に情報を取りに行く姿勢が身につきつつあります。
調べていて、疑問に思ったことを前後の座席で情報交換。こういう情報交換は、もちろん私語ではなく、他の子の学習の邪魔にもなりません。
校長日誌 錦町の空から NO1829 (2021.3.7)
土曜授業より
土曜授業が何度もあった令和2年度ももう少しでお終いです。
3月6日(土)の授業から。
3年生の理科です。
磁石で自由に遊んだあと、気づいたこと(「磁石の不思議」)について発表しました。
ある子供が、
「これとこれが、、、こうなっているから、、、。」と身振り手振りで説明をしたら、
専科の先生が「それを言葉で説明してご覧。」と言いました。
その子は、応えて
「N極とN極をくっつけようとしたら、くっつかなかった。」
専科の先生は「なるほどね~。」と頷いた後、「N極とN極がくっつかないことについて、もう少し説明してくれる人はいますか?」と問いました。
すると、今度は他の子が「N極とN極がくっつかないというより、退け合っています。普通、物と物とくっつけたら、ぴったりくっつかなくても、くっつきます。でも、N極とN極、S極とS極は、くっつけたくても離れてしまいます。退け合っています。」
と答えました。
新しい学習指導要領では、「全教科で言語活動が重視」されています。
どの教科でも、言葉で相手に伝えることを大切にしているわけです。理科でもそれは同じです。
大切なのは、教師が子供の言った言葉をすぐに飲み込まないことです。
小学校の先生はとかく子供たちの言葉を先回りして理解しがちです。(これは小学校教師の強みですが、しばしば子供たちの深い思考を導かないことにもなります。)
専科の先生は、最後に強力磁石を子供たちに渡足、「N極とN極、S極とS極を近づけると、『退け合う』ことを子供たちに実感してもらいました。
そして、子供たちの言葉を用いて、
「『N極とN極、S極とS極を近づけたときに、ぐにゃっと』なるのが『退け合う』ということですね。」
とまとめました。
校長日誌 錦町の空から NO1828 (2021.3.6)
2年3組体育授業風景
「宝取り鬼」の第一時間目です。ベルトとタグを使って運動するので、ベルトとタグのつけ方を確認しました。
宝取り鬼のゲームに入る前に、プレゲームとして、「尻尾とり」に取り組みました。
じゃんけんをして、負けた子が勝った子を追いかけます。みんな必死に追いかけたり、逃げたり、で楽しく取り組みました。
尻尾とり。うまくしっぽ(タグ)をとれました。
「尻尾とり」ゲーム。逃げるときのスタートの切り方が上手になってきました。
じゃんけん通り抜けゲーム。これも宝取り鬼の前のプレゲーム。
じゃんけんして、勝ったら相手の陣地まで走り抜けます。
十分体を動かし、ゲームの趣旨を遊びながら体感したところで、「宝取り鬼」に入りました。
「宝取り鬼」は、鬼ゾーン(鬼の陣地)にいる鬼に、タグをとられないように、宝(紅白玉)のある場所に走り抜けるゲーム。
チームで作戦を決めました。
例えば「一斉にスタートをする」とか「おとりを決める」とか「時間差」等、、、子供たちからいろいろな作戦が出ました。
校長日誌 錦町の空から NO1827 (2021.3.5)
今日の給食
今日の給食メニュー:赤飯(ごま塩)、鶏肉の唐揚げ、筑前煮、味噌汁、ジョア
美味しゅうございました。
※6年生の卒業と1~5年生の進級を赤飯で祝います。
校長日誌 錦町の空から NO1826 (2021.3.5)
パラスポーツ交流授業②
(前号より)
車いすソフトボール用の車いすに試乗し、子供たちと担任の先生と一橋選手で競争。
ハンデをつけてもらったので、子供たちが優勝しましたが、最終スタートした一橋選手の速さには度肝を抜かれました。さすがは世界チャンピオン。
クラスごとにバッティングと守備に分かれて、車いすソフトボールを体験。大きなソフトボールなので、扱いやすいのですが、キャッチするのは難しいことがわかりました。
投手として世界チャンピオンになった一橋選手から投げてもらって、実際にバッティング体験。車いすに乗ってのバッティングは思いのほか難しかったです。
キャッチャーは野球経験者の副校長先生。なんと私は6年生の部でファーストを守りました。(まだまだ身体は動くぞっ!)
たっぷり話を聞き、体験して、最後に一橋選手から子供たちへメッセージ。
学年で記念撮影しました。
素敵な思い出がまた1つ。
校長日誌 錦町の空から NO1825 (2021.3.5)
パラスポーツ交流授業①
今年度の子供たちは、いろいろな行事が中止や縮小になりました。(日本中、否、世界中の子供たちがしんどい思いをしました。)
そんな中でも少しでも思い出に残ることを、ということで、今週の月曜日にパラリンピアンをお招きして、講演会と体験教室を行いました。
一昨年は車いすバスケット日本代表選手、昨年は車いすラグビー日本代表選手をお招きし、今年は車いすソフトボール日本代表選手をお招きしました。
本来なら、全学年に体験してもらいたいところですが、三蜜を避けるため、今年度は体育館で5・6年生のみ体験しました。(2校時に5年生、3校時に6年生)
その様子を紹介しましょう。
パラスポーツ交流授業のねらいを伝えてもらい、車いすソフトボールの一橋選手を紹介。ライオンズのユニフォームを着ています。(ライオンズに所属)ライオンズファンの子供たちにはとてもうれしい。
一橋選手が自己紹介。少年野球をやっていたこと、事故で車いす生活になったこと、車いす生活の日常、等々を語ってくださいました。事故当時はしんどかったと思いますが、前向きにとらえ、好きな野球を「車いすソフトボール」という形で取り組んでいます。こういう折れない心、レジリエンスは、子供たちにも、私たちにも目標になります。
自己から復帰して、当初は車いすバスケにもとりくんでいたとのこと。スポーツって、前向きになるきっかけをくれますね。
代表の子供が一橋選手とキャッチボールをさせてもらいました。グローブを使わないので、誰でもトライできます。
校長日誌 錦町の空から NO1824 (2021.3.4)
189万アクセス到達!
本日189万アクセスに到達しました。恒例のお祝い。小山先生の生け花を紹介します。
ここ数日、冬に戻りましたが、着実に春に近づいていることは間違いありません。春を感じる生け花です。コロナ禍も春に近づいていってほしいですね。
さて、今日の給食です。
今日の給食
今日の給食メニュー:大豆チーズパン、ウィンナーのケチャップ炒め、カリカリポテト、豆と野菜のスープ煮、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1823 (2021.3.4)
1年を締めくくる避難訓練
昨日11時、今年度最後の避難訓練が行われました。想定は地震→火災です。
子供たちの行動から訓練を重ねてきた成果を感じました。
「地震です。」という放送の次の瞬間、すばやく、かつ静かに、かつ確実に机の下にもぐりました。これは2年生です。
高学年は言うまでもありません。さすがは5年生。
校庭で体育をしていた1年生は、さすが!校庭の中央に集まって座っていました。
地震の後、火災発生。すばやく教室から避難。(コロナ禍は、廊下避難まで)
この時3年生は算数で教室が3つにまたがっていました。すばやく自分のクラスに戻って整列。
整列したらすばやく人員確認。避難訓練は「おかしも」とともに迅速な避難は必須。
人員報告。てきぱき報告されていきます。
最終的に「廊下避難」とはいえ、550人を超える児童全員の避難完了が確認できたのはなんと、2分55秒。
1年生は担任の先生が人員報告に行っている間、支援員の先生がいたとはいえ、静かに待っていました。
最後に私が講評。1年を締めくくる避難訓練は、「おかしも」の約束を守れたこと、すばやく机の下にもぐれたこと、火災がどこで発生したか、放送をしっかり聞いていたこと、何より素早く避難が完了できたこと、等々から「素晴らしい!さすがは第三s尿学校の子供達!」とほめて終わりました。
校長日誌 錦町の空から NO1822 (2021.3.3)
今日の給食
三小美術館の展示が変わりました。校長室前の5年生の「うっしっし」が6年生の「卒業制作」の展示に変わりました。その作品が下の通りです。
段ボールで作ると、こんなにリアルになるのですね。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:
雛御飯、鮭の塩麹焼き、切り干し大根の煮物、すまし汁、たんかん、牛乳
美味しゅうございました。
※塩麹は、米麹・塩・水で作られた発酵食品です。ビタミンB群が多く、細菌から粘膜や皮膚を守り、腸内環境を良くして免疫力をアップし、病気になりにくい身体を作ってくれます。
雛御飯は、菱餅の三色の色、赤は魔除け(災いを払いのける)、白は清浄(清くて汚れのないこと)、緑は健康を意味し、健やかな成長への願いが込められています。
校長日誌 錦町の空から NO1821 (2021.3.3)
全校朝会
今週の月曜日の全校朝会の様子です。
いつも通り6年生のしっかりとしたコメントで朝会がスタート。
今回の話題は「人への親切はやがて自分に戻ってくる」です。
この話題のため、シンガポールのCMを活用しました。
主人公は、貧しい家庭の女の子。ケーキが大好きなおじいちゃんにケーキを買おうとしましたが、お金が足りず、あきらめます。すると、そばにいた若者がそのケーキをプレゼント。「受け取れない」と断るおばあちゃんに、若者は「自分も子供のころ、同じ状況である男性からケーキをプレゼントされた」と言い、おばあちゃんから「住所と名前を」と請われると、メモに次の言葉を書きます。
「A simple act of caring creates anendless ripple that comes back to you.
(ほんの少しのやさしさが、永遠のさざなみとなる。そして、それはあなたに返ってくる。)
この言葉は、自分にケーキをプレゼントしてくれた男性から受け取ったメッセージだったのです。
そして、帰宅して、ケーキとその言葉を受け取ったおじいちゃんは、その男性はかつて自分がケーキをプレゼントした男の子であることを知ります。
というお話です。
このCMを見た後、低学年の子供達のために説明をし、最後に
「人に思いやりのある行動をとったり、親切なことをしたりすると、いつの日にか自分にその親切が戻ってくる」
「CMみたいに、すぐに戻ってこなくても、10年とか20年とかして戻ってくることもある。『なんで戻ってこないの?』と怒ったりしないで、人に親切にしていきましょう。」
と伝えました。
三小の教育目標「思いやりのある子」は、見返りを期待しての思いやりではありませんが、「情けは人の為ならず」という日本の発想は大切だと思います。
見返りを期待しないで(いつの日にか自分に返ってくるだろうくらいの気持ちで)、人に親切にする人がもっともっと増えてくると、もっともっと素敵な学校になっていくと思います。
校長日誌 錦町の空から NO1820 (2021.3.2)
今日の給食
雨が降ってきたそうです。おかげで5校時の体育が中止になりました。(担任が悔しがっていました。)
この雨が恵みの雨になれば・・・。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:揚げパン、根菜チャウダー、キャベツサラダ(和風ドレッシング)、モモゼリー、牛乳
美味しゅうございました。
※根菜とは大根、人参、レンコン、ゴボウなど土の中で成長する野菜です。チャウダーはアメリカ合衆国の具だくさんスープです。
校長日誌 錦町の空から NO18219 (2021.3.2)
3年生社会科「立川消防署の方々を招いて」
2月26日(金)2校時に体育館にて立川消防署の皆さんをお招きして、「消防署の仕事」の学習をしました。
子供たちにわかりやすく、パワーポイントや消火器を使って、消防署のお仕事について説明してくださいました。(お忙しい中、準備をしてくださって感謝。)
消防署の署員の方とのじゃんけんで勝った子供たち(希望者が多かったのです)が、火事が起きた時の対応訓練。(訓練用の消火器を使わせてもらいました。)
立川警察署に続き、立川消防署にも、体験的な学習をさせていただきました。
これも地域連携ですね。
校長日誌 錦町の空から NO1817 (2021.2.28)
がん教育②ー6年3組道徳授業風景ー
三小は「ねらいを提示し」「この時間で何をするのか?ゴールは何か?」を大切にしています。通常(ほとんどの場合)、ねらいは授業の最初に提示します。しかし、子供たちの興味関心をひくために、あえて冒頭ねらいを提示しないこともあります。今回のこのがん教育についてはまさにそうでした。授業日(2月4日)が何の日か?という発問から開始しました。
子供たちは「???」だったのですが、この後わかります、ということでこの正解はスルー。
今日のねらいを達成するために、絵本屋さん大賞を受賞した「ママはかいぞく」という絵本を紹介。子供たちは「何が始まるのだろう?」と興味津々でした。
ママはかいぞくを読み聞かせ。子供たちは静かに聴き入っていました。
読み聞かせを聞いて、「気づいたこと」や「感じたこと」をグループで共有しました。
子供たちからは「ママは病気だね。」「病気は、きっと癌だよ。」などという声が聞こえました。
グループでの話合いをシェア。さすがは6年生。いろいろな知識を駆使して、予想していました。ここでねらいを提示。2月4日は「世界対がんデー」であり、今日のめあては「がんについて知り、健康により良く生きるために」でした。
この後、まずがんについての基礎知識をシェア。その後、事前にアンケートを採っておいた内容を共有しました。(アンケートの中身=「がんについて知っていること」=子供たちは意外に多くのことを知っていました。日本人の死因のトップががんであること(日本人の二人に一人ががんにかかる)やがんの種類など。ここでポイントは、「日本は世界トップクラスのがん大国」であることと「がんの治癒率が60%」であること、「早期発見なら治癒率は90%」であること、「がんの種類で一番多いのは胃がん」であること、「女性については乳がんが一番多い」ことです。(※私の母親は私が長いないときにがんで亡くなっていますが、「胃がん」でした。ただ、今と昔の一番の違いは、早期発見すれば、90%治癒することです。私の母も現代だったら、生き延びられたのかもしれません。)
子供たちは、「早期発見すれば90%の治癒率」「早期発見には定期健診が大切」ということに、驚き、「帰ったら、家族に『定期健診しな』って言おう。」って言っていました。
子供たちは、「ママはかいぞく」という絵本で主人公のママが海賊のようなバンダナをしているのは、実は、抗がん剤の副作用で髪が抜けたため、バンダナをしている、と気づきました。
この後、がんの体験を話してくれるゲストティーチャーを招いて、体験談をお聞きしました。がんを告知されたときの「不安」「つらさ」などを聞きました。
授業の終末で、授業のまとめとして「健康により良く生きる」とはどういうことなのか?考えたことを書きました。
最後に、担任の講話を聞きました。
担任からは「生きているだけでもうけもの」という言葉がありました。
校長日誌 錦町の空から NO1816 (2021.2.28)
がん教育
「がん教育」は喫緊の、国をあげて取り組むべき課題となっています。
文部科学省のHPには、次のように書いてあります。
生涯のうち国民の二人に一人がかかると推測されるがんは重要な課題であり、健康に関する国民の基礎的教養として身に付けておくべきものとなりつつあります。
また、がん対策基本法(平成18年法律第98号)の下、政府が策定したがん対策推進基本計画(平成24年6月)において、「子どもに対しては、健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識をもつよう教育することを目指し、5年以内に、学校での教育の在り方を含め、健康教育全体の中で「がん」教育をどのようにするべきか検討し、検討結果に基づく教育活動の実施を目標とする」こととされています。
がんは、もはや子供たちにとってとっても身近な問題となっているのです。
このことを踏まえ、三小でも「がん教育」の取り組みが始まりました。推進する主体は「養護教諭」と「担任」です。
その中で、今回は6年生の担任が取り組んだ「がん教育」をお知らせします。(次号へ)
校長日誌 錦町の空から NO1815 (2021.2.27)
音楽科指導教諭による模範授業②
専科教員は、子供たち音作りの発表希望者を募りました。また、教員からとってもユニークな音作りをしていたペアに発表のリクエスト。
(子供たちの中には、とっても息の合った、夫婦のような「かけあい」を見せるペアもいました。)
ペアでの発表が終わったら、振り返り。三小ではどの授業でも振り返りを大切にしています。「紙から出せる音や会話を試して感じたこと」にいうテーマで振り返りました。
(振り返りタイムは、一人一人が1時間の自分の取組みを振り返るため(内省するため)、写真のように、いつもの音楽室スタイルで行います。※音楽室スタイル=椅子を机代わりにして個々で振り返りを記入するスタイル)
最後に振り返り・感想を発表・共有しました。
「紙一枚で色々な音を出せることに驚いた」
「たたく、やぶる、こする…などで音が変わってすごい」
「もっと新しい音を発見したい」
「紙も立派な楽器」などなど、3年生の発想や表現力の豊かさに感嘆しました!
(専科教員の「次回は人数を増やして、グループで音を重ねてみましょう」という次回予告にますますわくわく。最後に「紙も立派な楽器ですね。次回まで大事にしまっておきましょう。」の言葉を聞くと、丁寧に折りたたんでしまう男の子がかわいらしかったです!)
校長日誌 錦町の空から NO1814 (2021.2.27)
音楽科指導教諭による模範授業①
三小の音楽専科は、「指導教諭」という職にあります。「指導教諭」とは、先生方を授業実践で指導する立場にある教員です。「指導教諭」は年間3回の模範授業をすることになっています。2学期には「授業力アップ研修」という研修会の講師もして、周辺市から小中高の先生方40名ほどが三小に集まりました。
3学期はつい先週の木曜日に市内外の音楽専科の先生方が参集して「指導教諭による模範授業」が行われました。その様子をお知らせします。
2月25日(木)5校時 音楽室 3年1組 音楽授業「ペーパーミュージック」(音楽づくり)
今日の授業内容やめあて、ヒントになるカードを示した掲示物です。
「紙から出る音を使って会話する」というめあてと聞いて、子供たちは、一様にわくわくした様子でした。授業の導入部で子供たちを惹きつけるのは昔も今も大切です。
早速、身近な新聞紙やプリントを使って音を出してみました。
まずは一人一人で色々な音を出してみました。これはこれでおもしろい。そこで、次はペアで音を重ねてみました。
ペアの友達が作った音を真似したり、繰り返したり、中にはお互いの新聞紙をぶつけ合って音を楽しんだり・・・。こういう自由試行が今の音楽で大切です。
右側の写真は、50インチテレビで、ペアで会話する際の例示を投影している様子。