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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO993 (2019.9.13)
八ヶ岳自然教室裏話㉝
キャンプファイヤーが開始。私はファイヤーキーパーをしながらの写真撮影で、なおかつ真っ暗なので、きれいに撮れていませんが、雰囲気はわかると思います。
スタート直後。マキが湿っていて(台風15号)、初めは火の付きがよくなくて、静かなスタートでした。
マイムマイムで盛り上がりました。この頃には、火勢も問題なし。
校長日誌 錦町の空から NO992 (2019.9.13)
八ヶ岳自然教室裏㉜
6時前に担任の先生と引率の先生と私でキャンプファイヤー場(朝会の場所でもあります)へ行って、昨夜のキャンプファイヤーの灰をかき集め、灰捨て場に捨ててきました。今朝も雨です。でも、昨日もこの時間は雨なのに、その後快晴になったので、今日もきっと大丈夫でしょう。)
さて、キャンプファイヤーに向けて、子供たちが集まってきました。係の子供たちは、不安と期待でワクワク。
司会進行の子供たちの合図で開始。
私は例年通り「火の神」。火の神となって12年目です。(南砂小学校で校長になったのが12年前。その間NY日本人学校も含め、5・6年生のキャンプファイヤーで火の神を務めてきました。もうヴェテランの域と自負しています。)
私が火の神で、6人の火の子に火を渡します。「友情」「感謝」「健康」「努力」「自信」「希望」の火です。5年生にぴったりの火ですね。その後、合図で着火。キャンプファイヤー開始です。
校長日誌 錦町の空から NO991 (2019.9.13)
八ヶ岳自然教室裏話㉛
昨日のキャンプファイヤーの話題を。
キャンプファイヤー係を集めて担当の先生が次のような趣旨の言葉を一言。
「このキャンプファイヤー係の役目は、どれだけバカになれるか?です。君たちがバカになって盛り上げ、5年生全体を盛り上げられれば、このキャンプファイヤーは必ず成功します!」(※実際は、もっと長めのスピーチ。)
熱い一言でした。キャンプファイヤー係の子供たちも、先生の話を聞いているうちに、「よ~し、やるぞ~っ!」
と盛り上がってくるのが手に取るようにわかりました。(こういう子供たちに声をかけて子供たちをやる気にさせるのが教員の役目ですが、私はもうその最前線にはいません。運動会や宿泊行事など学校行事で先生方と子供たちの一体感に触れると、校長になったことは何の悔いもないのですが、一抹の寂しさを感じます。)
やる気になったところで、担当の先生は子供たちとリハーサルをしました。そのたびに「いいねえ!」「よしっ!最高っ!」とほめていました。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」を実感しました。
開始前から、キャンプファイヤーの成功は疑いのない状況になりました。
校長日誌 錦町の空から NO990 (2019.9.13)
107万アクセス御礼
昨日107万アクセスを達成しました。106万アクセスからの達成が今回はとっても早かったのは、5年生の保護者の皆さんの閲覧のおかげです。
「八ヶ岳自然教室裏話」と言いながら、ほとんど裏話ではなく、ただ淡々と子供たちの様子を2日間描写しているだけでしたが、それでも閲覧が増えていることに、ただひたすら感謝です。
ちなみに、担任から「校長先生、今回の八ヶ岳自然教室での目標の号数は?」と聞かれ、ささやくように「30号。」と答えました。時間的にも30号に到達する自信がなかったからです。でも、何より、担任の先生方と引率の先生方の子供たちへの目配り、気配り、指導(基本温かく、時に厳しく)が良かったために、私が出る幕がほとんどなかったことが私にHP更新の時間的余裕をもたらしてくれました。(校長の出る幕がないことはとても良い事なのです。校長がしょっちゅう子供たちの指導に出なくてはいけない状況は、良い状況ではないからです。)
ということで、「八ヶ岳自然教室裏話」30号の目標を達成しました。と同時に106万アクセスも達成。この達成には、保護者や地域やその他子供たちに関係した方々、引率の先生方に関係した方々、最後に私に関係した方々の応援(閲覧してくださることが大きな励み、応援です。)のおかげです。
校長日誌 錦町の空から NO989 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉚
私もお土産を買って、子供たちと一緒に会計の列に並んでいると、子供たちから
「校長先生、誰に買ったの?」
と尋ねられました。
私が
「副校長先生でしょ、~でしょ、~でしょ・・・。」
と答えると、
「で、校長先生のは?」
とまた質問されました。
「え?あ、何も買っていないよ。」
と答えると、
「え~っ、かわいそう。じゃあさ、その信玄餅(信玄餅を購入しました)は、校長先生のにすればいいじゃん。」
とのアドバイスが。・・・優しいですね。涙が出そうになりました。
校長日誌 錦町の空から NO989 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉙
お土産を買っているときの子供たちって、うれしそう。
「私さあ、お母さんとお姉ちゃんにお土産を買わなくちゃいけないんだよね~。」なんて言いながら、困った風ではなく、悩むのがうれしそう。
「お兄ちゃんでしょ。妹でしょ。あ、後お母さん。」
なぜかお父さんの名前が出ない・・・。お父さんは辛いよ、ですね。
なんと、ピタリ賞の子供が出ました。お釣りなし。
校長日誌 錦町の空から NO988 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉘
今日は3組の入浴写真を撮りました。今日は入浴時間が30分とたっぷり。キャンプファイヤーも成功させ、子供たちは余裕の表情でした。
いざ写真を撮ろうとすると、湯船で立ち上がる男子が続出。さすがに「そのまま映ると、君たちは逮捕されるよ。」と言うと、「大丈夫。校長先生が逮捕されると思う。」と反撃。もちろん、そこは三小の子供たち。すぐに湯船につかってくれました。(立っている子も友人の後ろで問題なし。)
「いい湯だな~♫」という歌が聞こえてきそう。(え?古い?私の歌謡曲は4~50年前で止まっているのです。)
校長日誌 錦町の空から NO987 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉗
19時半にキャンプファイヤー場から戻りました。私は火の番だったので、完全消火するまで残っていたため、この時間です。
今子供たちは風呂に入ったり、お土産を買ったりとリラックス。体調があまりよくなかった子も、休んでいるうちに復活。お風呂に入り、仲間とともに部屋に戻ります。(良かった、よかった)
さて、話はさかのぼって、今朝の朝食。
いただきますのトリオ。こういう機会がたくさんあるって、子供たちにとって大切ですね。
今朝は和食。鮭、目玉焼き、フルーツ、サラダ、ご飯、味噌汁、ハムその他。私は子供と張り合って、4杯ご飯を食べました。(「だからその体形なんですよ~。」という地域の皆さんの言葉が聞こえてきます。)
ごちそう様。片付けの仕方についても指示がありました。立つ鳥跡を濁さず、ですね。
校長日誌 錦町の空から NO986 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉖
起床後の朝会。
校長の話の後、ラジオ体操。体が目覚めていきます。
児童代表の言葉。昨日の反省をもとに、今日のハイキングへの熱い思いを語る。
担当の先生から今日のスケジュールと昨日の反省点改善点を踏まえた話がありました。
校長日誌 錦町の空から NO985(2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉔
夕方5時を目前にして、ようやく話題が9月12日になりました。
6時半と同時に子供たちが活動開始。子供たちによると、早々と目覚めていたけれど、約束なので、6時半まで我慢していたとのこと。(もちろん、6時半まで熟睡していた子供もいたのですが。)
ほぼ同じ時刻ですが、部屋の様子が違います。でも、時間を守れれば小々の状況の違いは問題ありません。
校長日誌 錦町の空から NO984 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉓
就寝前に班長会、室長会が行われました。
良い点を挙げる共に、反省点・改善点が話し合われました。
「時間が守れなかった。」「先生を頼りすぎている。」など真剣に協議。
「しおりをしっかり読んで、時間に遅れないように」「声掛けをしあって、時間を守る」などの改善策が出され、終了後各部屋で共有していました。
9時半の消灯後は、皆全力で活動したから、すぐに寝付く子供がたくさんいました。
校長日誌 錦町の空から NO982 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉑
ハイキングから帰りました。途中体調を崩して車で山荘に戻った子がいましたが(幸い病院に行くほどではなく、保健室で休んで今は体調を戻しています)、他の子供たちは皆元気に歩きました。
今子供たちは夕食の支度をしています。16:10から夕食になります。今夜は夕食後キャンプファイヤーもあり、子供たちも今から気分が高揚しています。
さて、話題は昨日にさかのぼって、入浴。
ゆっくり湯船につかって、疲れをとった子供たち。湯船につかる日本の習慣って、やっぱり良いですね。私はアメリカにいたとき、シャワーしかなく、ときどき無性に湯船につかりたくなって困りました。おそらくは、湯船の心身疲労回復効果を身体と心が欲していたのでしょう。
校長日誌 錦町の空から NO983 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話㉒
昨夜のナイトハイクの様子をお知らせします。
まずは体育館で星空に関するお話。冒頭、ガイドさんが得意とするケーナで宮沢賢治の星めぐりの歌を演奏してくれました。気持ちは夜空へ、星空へ高まりました。
八ヶ岳の成り立ちを教えてもらいました。
夏の星空について星座を示してもらいました。木星や土星などの惑星についても教えてもらいました。驚いたのは、ナイトハイクをする直前まで雨が降りそうだったのに、ナイトハイクを始めたら、雨がやみ、なおかつ雲が切れてきたことです。
おかげで、満月で星空観察するには不向きであったのに、木星や土星、夏の大三角形や白鳥座まで見ることができました。(感激!)
山荘近くにあるご神木も観察。(映像処理してあるので見えますが、実は真っ暗な場所で話を聞いています。)
よく歩いて、いろいろお話を聞きました。
ナイトハイクは、いろいろ学ぶ点が多かっただけでなく、しっかり歩いてその後の熟睡をもたらした良い経験でした。
校長日誌 錦町の空から NO981 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑳と今日の給食
今清泉寮です。今、昼食中です。では、八ヶ岳自然教室の弁当と三小の給食メニューを紹介します。
まず三小の給食メニューから
黒砂糖パン、海老マカロニグラタン、さっぱりポトフ、丸ごとミカン、牛乳
美味しゅうございました。
※皮をむいた丸い形のままの缶詰ミカンです。
続きましては八ヶ岳自然教室の弁当目の写真を。
そして、この弁当に、飲み物として富士山の天然水が加わります。八ヶ岳なのに、富士山の天然水?と言わないでください。子供たちが食べているとこからこんな風景が見えるのです。
子供たちの前に広がる富士山(頭を雲の上に出しています。)。というわけで、富士山の天然水がぴったり。
校長日誌 錦町の空から NO980 (2019.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑲
今ごちそうさまをしました。皆がっつり食べていました。普段朝食をあまり食べない子供たちもこういう環境(大自然、仲間と一緒、先生たちがいてわがまま言えない等々)で、いつの間にか、がっつり食べるというのはよくあることです。
この後8時20分に集合。あっという間です。でも子供たちは時間をしっかり守っています。ハイキングの準備はもうできているので、大丈夫でしょう。
今私の前を通り過ぎた女子がおなかをさすっていたので、心配になって「大丈夫?」と聞いたら、「大丈夫。」と答えました。私が「食べすぎた?」と聞いたら、恥ずかしそうに「うん。」とうなずきました。(校長って、女子にデリカシーがないなあ・・・と思われるだろうなあ。)
校長日誌 錦町の空から NO979 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑱
ほうとうは、どの班もとても上手にできていました。と言えるのは、私が食べたからです。私の担当の班のほうとうは、このほうとうです。
5年2組6班謹製ほうとう
先生方で意見が一致したのは、「どの班のほうとうもおいしかった」です。
不思議ですね。同じ材料を使って、同じ環境で作ったのに。
あ、どの班のほうとうもおいしかった、と言えるのは、先生方は、「〇〇先生、うちの班のほうとう食べて!」と次々に声をかけられ、何杯も何杯もあちこちの班のほうとうを食べていたからです。
私は、1つの班のほうとうを食べたら、立場上あちこちの班のほうとうをたべなくてはいけなくなります。というわけで、子供たちから離れた、教師用のテーブルで食べていましたが、許してくれませんでした。
「校長先生、私たちの班のも食べてください。」
というわけで、私はほうとうを6杯食べました。1年分食べた感じです。
夕食後、引率の先生と「もう半年はほうとうを食べなくて大丈夫。」
と意見一致。
校長日誌 錦町の空から NO978 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑰
今朝会から戻りました。一人一人確認したわけではありませんが、みな元気そうです。
ところで、今山荘の外の寒暖計を見たら(壊れていないなら)、16度。子供たちの中には、16度と聞いて、急に寒くなったのか袖をおろした子がいましたが、私には超快適です。天然のクーラー。これが八ヶ岳。夏の間だけ三小をこちらに移したい。
さて、夕食のいただきます(にしては早いのですが)と夕食のごちそう様(にしては早すぎるのですが)の様子を。
三小の伝統で、ただ「いただきます」と「ごちそう様」ではなく、一言コメントがあります。この一言コメントが秀逸。
さあ、これから朝食です。
校長日誌 錦町の空から NO977 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑯
「おはようございます。校長先生、寝たの?」
とたった今気遣いの言葉をもらいました。優しい子供たちですね。
さて、これから朝の会です。
その前に、ほうとうを食べている様子を。
どの班も大成功。自分たちの自信作を前に「校長先生、食べて見てください!」
校長日誌 錦町の空から NO976 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑮
昨日の続きから。
管理人さんからかまどの極意を伝授された子供たちは早速ほうとうづくりに取り掛かりました。
先生方や管理人さんの助けも借りながら、何とか火おこしに成功!
家庭科の成果を発揮?男子も女子も力を合わせて調理。
「校長先生見て!うまくできた!」
達成感!
校長日誌 錦町の空から NO975 (2019.9.12)
八ヶ岳自然教室裏話⑭
おはようございます。昨夜は、先生方で行う反省会(かなりゴリゴリの反省会です。お茶は飲みますが)を終えたところで、更新しようと思い、書きかけたところで力尽きました。今朝もいつも通り4時半に目が覚めましたが、起きる気力が出ず、「起きなきゃ」「いやいや無理」「でも起きなきゃ」「いやいや無理」と何度か葛藤を繰り返し、最終的にそのまま禁断の二度寝。5時半まで爆睡でした。
さて、今子供たちが起きてきました。昨夜の反省会で看護師さんから「37度ある子供もいるのですが、みな元気です。きっとテンションが高すぎての微熱だと思います。」との言葉がありました。今、目の前で「トイレ~!」などと小さく叫びながらトイレに駆け込んでいたり、私に「おはようございます!」と元気良く挨拶していたりを見ている限り、大丈夫かと思います。
さて、今日はハイキング。ガイドさんや支配人さんに聞く限り、台風の影響は少し残っているものの、ハイキング路は、大丈夫なようです。(さすがに水たまりはあちこちにあるようですが)
校長日誌 錦町の空から NO974 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑬
レクリエーションが終了後、ほうとうづくりに入りました。(ところで、今日は、給食のメニューがほうとう。なんだか一体感を感じますね。)
子供たちがほうとうづくり会場(炊事場)に到着したら、突如の大雨。雷も鳴りました。(「ギリギリセーフ!」と思っていたら、子供たちが食べ終わって片付けが終わるころには、すっきりと晴れ渡っていました。5年生はなんと幸運なのでしょうか?)
さて、ほうとうづくりは、下準備が大切。子供たちは三小の家庭かで一度ほうとうづくりを行っています。ただ、今回は飯盒炊爨。レンジで調理するのとは勝手が違います。そこで、まずかまどに火を起こすコツを管理人さんから伺いました。
校長日誌 錦町の空から NO973 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑫
八ヶ岳自然教室は、日光と違って、スケジュールがタイトなため、更新しようとしていたところに次のイベントが来て、書きかけたままで、ということがしばしばです。記事が途中だったりしてもご容赦を。(最終的には何とかします。)
さて、体育館でのレクリエーションの続きです。
クラス対抗で、輪くぐり。手をつないだままエンジンとなり、一番早くフラフープを抜いていったクラスを競う競技です。知力と体力とチームワークの勝負。
男女でペアになって、背中合わせで歩く鬼ごっこ。単純ですが、かなり盛り上がりました。
男子別クラス対抗いもむしごろごろ。これはなぜか1組の男子が異常に上手でした。ひそかに休み時間に練習していたのかと思うくらいの上手さでした。
短時間でしたが、目いっぱい身体を動かしました。
校長日誌 錦町の空から NO972 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑪
今20時前。ナイトハイクから戻って、これから入浴です。現在皆元気です。
今日の給食メニューを載せておきます。(遅いですか?遅いですよね?もっと早くアップできなかったのか?そうですね。でも、明日もお昼時は難しいかも?)
9月11日の給食メニュー:宝刀、じゃが丸君、ひじきと大豆の煮物、シャインマスカット、牛乳
美味しゅうございました。
※宝刀は、武田信玄の陣中食であったとmいわれる山梨県の郷土料理です。9月11日~13日まで5年生は八ヶ岳自然教室に行き、その時に宝刀を皆で作ります。じゃが丸君は茹でてつぶしたジャガイモにチーズを入れて丸めてあげたたこ焼き風のおかずです。
※ということで、今日は全学年ほうとうを食べたのですね。うわ~、感激!
校長日誌 錦町の空から NO971 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑩
今、18時半。子供たちは皆元気です。
さて、ちょっとさかのぼって、昼ご飯を食べて部屋に戻り、荷物の片づけと避難路の確認。ホッとしたのもつかの間。レクリエーションの開始です。体育館に異動。大地先生のリードで、様々なレクリエーションに取り組みました。
目いっぱい身体を動かすので、軽く準備運動。
クラスごとに全員で手をつなぎ、リーダーの指示で、右に移動したり、左に移動したり、最後は、「あんたがたどこさ」に合わせて、右に動いたり、左に動いたり・・・。もう頭の中はぐちゃぐちゃになりながら、楽しく動きました。
校長日誌 錦町の空から NO970 (2029.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑨
怒涛のHP更新。今日はできます。ネット環境があるので。明日は、一日ハイキングなので、こんな怒涛の更新は無理です。今日やれることはやります。
ようやく昼食。いつもの給食の時間と同じくらいになりました。
いただきますのアナウンス。
美味しい顔、顔、顔。美味しいお弁当を用意してくださってありがとうございました。
ごちそうさま。満腹。
さて、これから飯盒炊爨です。
校長日誌 錦町の空から NO969 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑧
立川山荘に到着。開校式。子供たちの司会進行で進みます。
立川山荘の支配人さん(向かって左側)の挨拶。
管理員さんの挨拶。管理員さんは、私が立川に校長できた12年前にはすでにベテランでした。
先生方に人員確認。集団行動ですので、全員がそろっているかどうかを確認報告しなくてはいけません。
校長日誌 錦町の空から NO968(2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑦
宇宙と交信している野辺山電波研のパラボラアンテナ。
JR最高地点に到着。鐘を鳴らしました。(一部の子供ですが)この写真が卒業アルバムの学年写真になります。
校長日誌 錦町の空から NO967 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑥
無事山荘に到着しました。ただ、渋滞などの理由で、遅れての到着でした。
少しさかのぼります。
しし岩に到着。野辺山電波研のすぐ近くです。
しし岩でクラス集合写真。
しし岩の隣の平沢峠。平沢峠は分水嶺。ここから太平洋と日本海に分水されます。晴天だと背景の景色が素晴らしいのですが・・・。まあ、雨が降らないのでよしとしましょう。
校長日誌 錦町の空から NO964 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話⑤
子供たちは、若くて優しいガイドさんと会話を楽しんだのち、八王子インターから中央高速にのると、バスレクで盛り上がりました。
バスレク係が人名当てクイズやなぞなぞや流行歌(これが私が年寄りの証拠)の合唱、子供たち自作の八ヶ岳の替え歌の合唱、キャンプファイヤーの準備など工夫して盛り上がりました。(これぞ「one for all」。)
釈迦堂で休憩
レクの途中、ガイドさんが適宜案内をしてくれました。(相模湖やラブレターや甲府盆地、山梨県の特産など)
甲府盆地が美しかった。
車窓から桃畑、ブドウ畑を観賞。
ブドウ畑を見たとき、ガイドさんから質問がありました。
「ブドウの種類をできるだけ言ってみて。」
子供たちの答え。
「干しブドウ?」
これには私も爆笑。
校長日誌 錦町の空から NO963 (2019.9.11)
校長日誌 錦町の空から NO963 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話④
見送りに来てくださった保護者の皆さんに「行ってきます。保護者の皆さん、寂しいでしょうがこらえてください。
全学級が5年生を見送り。気持ちがとっても嬉しいですね。
残る先生方も見送り。三小恒例です。
今回のバスは西武バス。
校長日誌 錦町の空から NO962 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話③
ネットの状況がとっても不安定で、これがきちんとアップされるか心配です。(NO960は、3度アップしたつもりで、アップできず、3回書き直しました。でも、まだアップできていません。)
出発式の様子を写真で。
出発式開始。暑かった・・・。でも5年生はしっかり話を聞いていました。
引率の先生方の紹介。今回は担任3人と校長と、他学年担任が2人、専科から一人、そして看護師さんの8名。
児童代表の言葉。原稿を読まずに堂々と話せました。
たん等の先生からの連絡。こういう時にしっかり話が聞けることが大切。
校長日誌 錦町の空から NO961 (2019.9.11)
八ヶ岳自然教室裏話②
出発式の私の講話です。
おはようございます。月曜日が台風で休校になったのが信じられないくらい良い点ですね。皆さんは幸運です。
さて、これからラグビーのワールドカップが始まります。校長先生は楽しみにしていています。
ラグビーの世界では有名な言葉に「one for all,all for one」というものがあります。
one for allとは、一人はみんなのために、という意味です。八ヶ岳で言えば、自分の役割をきちんと行うことです。また、時間を守るとか、自分の持ち物の後始末するなどということもです。、一人はみんなのためになります。一人一人がしっかり自分の役目を果たすことがone for allです。
all for oneは、「みんなは一人のために」ではなく、「みんなは1つの目的のために」という意味です。八ヶ岳自然教室の目的って何ですか?それは「素晴らしい、思い出に残る3日間にすること」ですね。その目的に向かって、みんなで力を合わせる、協力することです。一生懸命にやっていても人間ですから失敗することがあります。一生懸命やっていても、みんなから遅れてしまう人がいます。そんなとき、助け合うことが、力を合わせることがone for allです。
この3日間を素晴らしい3日間にしましょう。
お見送りの保護者の皆さん、ありがとうございます。
子供たちは3日間で成長し、帰宅したときには、ちょっぴりたくましく、大人になったと思えるようになっていると思います。そのために、私たち引率教員と子供たちで力を合わせていきたいと思います。
校長日誌 錦町の空から NO959 (2019.9.10)
今日の給食
ただいま10時を過ぎました。私は今、サッカー日本代表の試合を見ながらこのブログを打っています。サッカー日本代表の試合会場、ミャンマーも暑そうですが、今日の東京、立川は暑かったですねえ。東京で36度。もう真夏。体温ですよね。明日から少しでも暑さがやわらげば・・・と思っています。
と言いながら、明日から私は5年生の八ヶ岳自然教室の引率。涼しいのかなあ・・・。自然のクーラーを期待したいものです。
八ヶ岳の明日からの天気予報は、雨。でも、周知のように私は晴れ男。晴れ男パワーを十二分に発揮して、何とか予定しているスケジュールをこなせれば、と思っています。
さて、今日の給食です。(こんな夜更けに給食か~?との声が聞こえてきます。ごめんなさい。)
今日の給食メニュー:チキンライス卵のせ、白菜のクリームスープ、梨、牛乳
美味しゅうございました。
※チキンライスに炒り卵・ケチャップを載せて食べます。
※明日から八ヶ岳自然教室のため、給食の写真ではなく、自然教室の食事を載せます。ただ、給食のメニューは、掲載します。
校長日誌 錦町の空から NO958 (2019.9.9)
台風15号に伴う給食の変更について
今、先生方は、ようやく学校にたどり着き、学年会や教材研究をしています。
さて、本日の給食が中止になったことから、給食の食材の変更の必要が出てきました。
明日の給食で「桃ゼリー」が予定されていましたが、「梨」に変更されました。ご了承ください。(私は休校と給食中止のダブルパンチがショックです。休校も給食中止も已む得ないのですが・・・。)
校長日誌 錦町の空から NO957 (2019.9.9)
台風15号②
今、私の自宅のある小平も風雨がまだ強い状況です。千葉市では、60m近い暴風との情報が。観測史上最大だそうです。
8時まではJRや東京メトロも動かない状況は、子供たちばかりか、保護者の皆さんにも大きな影響を与えます。
ちなみに私は、バスで立川駅に向かうので、列車の影響は受けないのですが、今のところ、バスが通常運行するかどうかわかりません。
7時の時点で警報が解除される、と思っていましたが、現状を見ると全く予想がつきません。
休校になる可能性を踏まえて、出勤前に自宅学習の声かけをお子さんにしてくださると助かります。自宅学習は、一人で行うとなると、漢字ドリルや計算ドリルを復習したり、国語の教科書音読(社会の教科書音読もよいですよ)をしたり、ということになると思います。
休校にならない場合にでも、通学路は、折れた木の枝などが散乱していることが予想されます。十分気を付けて通学するようにお声かけください。(万が一電線が切れているのを見た場合には、絶対に手を触れず、登校後すぐに先生に知らせるように伝えてください。)
校長日誌 錦町の空から NO956 (2019.9.8)
台風15号
台風15号は、結局東京を直撃しそうです。ただ、風雨が一番強いのは、深夜。登校時刻は、通過しているようですが、さすがに通常授業にはできません。明日は、立川市の全小学校が午前7時の時点で警報が出ていたら、休校です。警報が午前7時の時点で解除されていても、登校時刻を繰り下げます。3校時の授業開始に間に合うようにお子さんを登校させてください。(三小の場合、通勤にJRを使っている教員が多いため、運行開始の8時までは動くことができません。3校時の授業開始でもギリギリです。)
これから風雨が強くなりますが、深夜に戸外に風雨の状況を見に行くことはやめた方が良いです。(たとえ大人でも)
私は教頭のときに御蔵島にいましたが、その時、八丈島の先生から「台風のときに、ヤギが宙を舞った。」と聞きました。
島のような状況にはならないまでも、十分に気を付けてください。
※立川市の見守りメールで、「本日18時47分 気象庁予報部発表」として「立川市に洪水警報が発表された(大雨警報は警報は継続)」とのことです。
明朝、またHPを更新します。
校長日誌 錦町の空から NO955 (2019.9.8)
台風15号
今夜から明朝にかけて台風15号が関東地方に接近・上陸する予報が出ています。もし、ルートが一番西になった場合は、東京でかつてないほどの暴風(40~60m/s)になるとの予報です。私が教頭を務めていた御蔵島は70m/sの暴風で体育館の屋根が飛んだということがありました。(私が赴任する前の話です。)
トップページも書きましたが、明日は午前7時の時点で立川市または多摩北部に「大雨、洪水、暴風のいずれかの警報」または「特別警報」が発表されている場合は、休校とします。
休校とならない場合でも、通学路の状況が悪い(折れた木の枝や飛ばされた物が散乱している、道路が冠水している等)事も想定されます。ご家庭のご判断で通学に支障があると判断した場合には、通学を遅らせる等の対応をしてください。(通学を遅らせる場合には、ご連絡ください。)
校長日誌 錦町の空から NO954 (2019.9.6)
今日の給食
ゲーム集会が終わった後、子供たちに話しかけられました。
「校長先生。読書が好きなんだ。」
「校長先生。私も読書が好き。」「私も。」
同好の仲間が子供たちの中にこんなにもいるとは嬉しい限りです。
ある子供は、こう私に言いました。
「校長先生。読書は、図書室でしているの?」
子供たちは、自分を中心に考えるので、こういう質問が出てきます。
「校長先生は、図書室では読書しないな。お家で読書か、バスや電車の中で読書かな。」
と答えると、さらに
「へえ~。図書室で読書しているのかと思った。」
と感心した様子で言っていました。
それにしてもかわいい。こういう会話は癒されます。
さて、給食のアップが遅れて申し訳ありません。今日の給食です。
今日の給食メニュー:ご飯、菊花蒸し、生揚げの中華煮、茎わかめのピリ辛炒め、牛乳
美味しゅうございました。
※9日は、重陽の節句で、別名「菊の節句」です。古代の中国では、邪気を払う菊の花を用いて祝う習わしがありました。菊花蒸しは、肉団子にカレー粉で色をつけた餅米をまぶして蒸します。
校長日誌 錦町の空から NO953 (2019.9.6)
ゲーム集会
一昨日、昨日と涼しい日が続いていたのですが、今日は急に暑くなりましたね。そして、月曜日の台風15号。困ったものです。
今朝はゲーム集会がありました。今日のテーマは、「先生クイズ」。先生に関するマニアックなクイズが出されました。
どんなクイズかというと、「4年生の先生で、ターミネーターに似ている先生は誰ですか?」・・・かなりマニアック。「6年生の先生でゆで卵が得意料理なのは、誰ですか?」・・・ゆで卵って、得意料理って言っていいの?かなりマニアック。
ただし、私と副校長先生についてのクイズは、ごく普通でした。
クイズ:副校長先生の特技は?・・・正解は「野球」。でも、子供たちが選んだ特技は「ボクシング」。なるほど。ボクサーのような雰囲気があります。
クイズ:「校長先生の趣味は?」・・・正解は、「読書」。でも、子供達が選んだ趣味は、「将棋」。読書が盛会です。でも、実を言うと、集会委員の子供たちが選択肢に提示した将棋も、趣味の1つ。私の大学時代のサークルは、将棋部なんです。
ということで、先生方に比して、管理職二人のクイズはごく普通でした。
校長日誌 錦町の空から NO952 (2019.9.5)
今日の給食
校長室前の生け花が替わりました。小山先生、ありがとうございます。
給食前に花をめでてから食べると、ますますおいしい気がします。(うなぎ屋の前でウナギのにおいをかいでご飯を食べるという、落語のような話ですが・・・。)
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ライ麦パン、手作りソーセージ、ジャーマンポテト、野菜のスープ煮、牛乳
美味しゅうございました。
※「オリパラ給食」ドイツの料理です。ソーセージの種類は1500以上もあるといわれ、ジャガイモ、ライ麦パンもよく食べます。ワインやビールも有名です。
校長日誌 錦町の空から NO951 (2019.9.4)
今日の給食
今日は急に涼しくなりましたね。気温の乱高下は、風邪の元。実は、立川市内でも、インフルエンザに罹患する小学生が出たそうです。(さらに言うと、他市では、学級閉鎖になっているところもあるとのこと。)十分お気を付けください。
さて、今日の給食です。今日は食い意地が張っていて、写真を撮る前に食べるような失敗をしないで済みました。
今日の給食メニュー:青椒肉絲(チンジャオロースー)丼、豆腐団子の中華スープ、リンゴ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO950 (2019.9.3)
105万アクセス達成
今日の給食を上げようと思っていたら、今日は朝から出張。帰校したら、13:20。給食は冷えていましたが、おなかがすいて、写真を撮るのを忘れ、あっという間に食べきってしまいました。食欲がHP更新欲求に勝ってしまいました。
というわけで、とりあえず、今日の給食を紹介。(日付が変わりそうな今、紹介されてもねえ、、、という声が聞こえてきますが)
今日の給食メニュー:カリカリポテト、鶏肉と豆のトマト煮、ミルクフレンチトースト、牛乳
美味しゅうございました。
ところで、105万アクセスを達成しました。ご愛読、ありがとうございました。
※ミルクフレンチトーストは、食パンを牛乳と蜂蜜液にたっぷりつけて焼きます。卵は使いません。
校長日誌 錦町の空から NO949 (2019.9.3)
多文化共生社会を目指して
先週の金曜日の放課後、職員の研修会を行いました。その1つが「多文化共生についての研修会」です。講師は、本校の5年担任。
冒頭、「肌色」のクイズから始まりました。
私の世代は、私たち日本人の肌の色を前提に「肌色」と言ってしまいます。でも、今は、クレヨンも「肌色」という言葉を使用しなくなってきています。替わりに「ペールオレンジ」という色の名称になっています。確かに、これだけ外国籍の人たちがあふれている日本で、ペールオレンジを「肌色」と称するのは、グローバルな視点がないですね。これも多文化共生の視点。
この後、ラグビー日本代表のリーチ・マイケル選手を取り上げたり
リーチマイケル選手の「ジャパンの一番のオモシロさは、いろんなカラーのチームの選手がひとつになること。」という言葉は、多文化共生の視点からすると、深い言葉ですね。
また、講師は、今人気のりんごちゃんやいろいろな人たちを紹介し、多文化共生の大切さを説いてくれました。多文化共生、LGBTを考えるのに貴重な研修機会でした。
ちなみに、前にも書きましたが、立川市は多文化共生宣言をしています。
校長日誌 錦町の空から NO948 (2019.9.2)
今日の給食
始業式翌日8月30日に教室を回ると、係決めをしている学級がいくつもありました。
写真は6年生の係決め。大切なポイントは、「自己決定」です。自らの意思で決定できるような子供になる事。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ツナと凍り豆腐のドライカレー、春雨わかめスープ、カボチ②ャ豆乳プリン、牛乳
美味しゅうございました。
※9月1日は防災の日で、2日は避難訓練(午後、引き渡し)です。普段から災害についての心構えをし、非常食の点検、持ち出す物、避難場所の確認をしましょう。給食は乾物・缶詰・レトルト食品を中心に使用する献立です。カボチャ豆乳プリンは卵・乳製品は使われていません。
校長日誌 錦町の空から NO947 (2019.9.1)
体罰防止へ向けて
始業式直前の8月27日火曜日に体罰防止の研修(1学期に続き2度目)を行いました。
今回は、体罰防止の宣言を決めることがメイン。この宣言は、東京都の小学校はどこも行っているものです。
先生方や事務室の先生を低学年、中学年、高学年、専科の4つのグループに分け、「どういう宣言にすれば、体罰防止に有効だろうか?」ということで話し合いました。
侃侃諤諤の論議(ちょっと大げさ?)の末、以下の通りの宣言に決まりました。
「深呼吸 一人で抱えず みんなで相談」(※この宣言は、HPのトップページに掲載されています。)
子供たちは時として、先生方や大人を挑発する言葉を発します。三小の例ではありませんが、こんな言葉を発するのです。
「え?先生、こんなこともわからないの?(こんなことは、実はこの子供の思い込みであることがほとんど)教師失格だね。やめたほうがいいよ。」
(肥満気味の級友に「お前、ほんっとデブだなあ。」と揶揄した子供に、先生が「なんでそんなひどい言葉を言うの?」とたしなめると、「だって、本当のことじゃん。先生は、この前、『正しいことは勇気をもって言いなさい。』って言ってたじゃん。僕は本当のことを正しいと思うからいったんだよ。悪い?」
こんな言葉があると、教師も人の子。カッとなることがあります。
そんなとき、アンガーマネジメントとして「深呼吸」することは有効です。
また、体罰に至る際には、問題を先生が一人で抱えていることが多々あります。
だからこそ、「みんなで相談」となるわけです。チームワークがよい三小の先生方ならではの宣言ですね。
校長日誌 錦町の空から NO946 (2019.8.31)
始業式②
校長講話の後は、子供たちの出番。5年生3クラスの代表が「2学期に頑張りたいこと」というテーマで話をしました。
5年生は皆、原稿を持たずに空で言いました。内容も態度も、さすがは高学年。
見てください。この立派な姿勢。話を聞く姿勢ができています。
5年生の話もしっかり聞けました。コミュニケーションの基本は「聞く」ですね。
最後は、三小の校歌斉唱。よく声が出ていました。
良いスタートが切れたと思います。
校長日誌 錦町の空から NO945 (2019.8.31)
始業式
今日は8月31日。とうとう8月も終わりです。区部の先生方と話していると、「始業式は、9月2日。」とか「9月3日。」という反応が返ってきます。同じ東京都でも違いますねえ。
さて、今日は始業式について。
1か月ぶりに子供たちと会いました。校内には子供たちの元気な声が響きます。これぞ学校、これぞ三小。
さて、始業式で体育館に一堂に会しました。注意深く見ていると、先生方の整列の合図に素早く反応して、きれいに整列しています。夏休み明けはとかく生活指導面がくずれがちですが、さすがは三小。充実した夏休みの様子が今見られました。
あいさつに立った私は、全員を見渡しました。皆元気な表情。話を聞く姿勢もばっちりです。子供を褒めつつ話を始めました。
今回の話の出だしは、「世界柔道」。私は開幕からずっと見続けています。子供たちもテレビで見ているようで、「あ、知ってるよ。」と返事が返ってきました。
「実は校長先生は昔、柔道をやっていました。」
と言うと、低学年の子供たちから「え~っ!」という驚きの声が。
その反応が私にはとっても意外でした。
私が「実は社交ダンスをやっていました。」とか「テニスをやっていました。」と言って驚くのは想定内ですが、いかにも柔道体形の私が「柔道やっていました。」と言って驚かられるとは。
日本人選手の活躍を伝えるとともに、今柔道は世界に広がっていることを伝えました。その世界に広がる柔道の創始者の嘉納治五郎氏のこの言葉を子供たちに伝えました。それは
「自他共栄」です。
この「自他共栄」について、講道館のHPには次のように書いてあります。
「社会を成し、団体生活を営んでいる以上、その団体・社会を組織している各成員が、その他の成員と相互に融和協調して、共に生き栄えることほど大切なるはあるまい。各成員がことごとく相互に融和協調しておれば、おのれのはたらきがおのれ自身の益となるのみならず、他をもまた同時に利し、共々幸福を得るは明らかであり、他の活動がその人自身のためばかりでなく、おのれを始めその他の一般の繁栄を増すはもちろんのことである。
かような次第で、その融和協調の大原則は、つまり自他共栄ということに帰する。・・・」
これを子供たちには「人のことを思いやって、助け合っていけば、みんなが成長できる」と伝えました。
では、どんな場面で「自他共栄」が実現できるかというと次のように子供たちに伝えました。
「たとえば、国語では、問題についてみんなで話し合って解決していくことが『自他共栄』ですね。たとえば算数ではわからないで困っている仲間がいるときに、教えたり、ヒントを出したりすることが『自他共栄』ですね。たとえば、体育では、バスケットボールやサッカーをしているときに、自分がうまいとしても、一人でプレーしないで、仲間の良いところがうまく生きるように、パスがうまい子がいたらパスをさせたり、ドリブルがうまい子がいたら、ドリブルを活かしたり、作戦を考えるのがうまい子がいたら、作戦を活かしたり、というようにしていくのが『自他共栄』ですね。」
「学校行事でも『自他共栄』は大切です。もうすぐ全校遠足がありますが、助け合って、安全に、楽しく過ごさなくてはいけません。5年生でいえば、もうすぐ八ヶ岳自然教室があります。これこそ助け合いですね。」
「学校生活は、『自他共栄』、助け合いの場面がたくさんあります。みんなで助け合って、力を合わせて、みんなで成長する2学期にしたいですね。」
と伝えました。
校長日誌 錦町の空から NO944(2019.8.30)
今日の給食
雨が降っています。秋雨前線が停滞しているとのこと。
来週からは晴天が続きそうです。
さて、今日から給食が再開されました。三小の美味しい給食です。
今日の給食メニュー:麻婆野菜丼、トマト入りサンラータン、ミカンシャーベット、牛乳
美味しゅうございました。
※8月31日(土)は、野菜の日です。野菜を英語でベジタブルといいますが、もともと「元気づけるもの」という意味からついた名前だそうです。身体の調子を整え、病気に負けない身体を作ってくれます。
校長日誌 錦町の空から NO943 (2018.8.30)
104万アクセス達成
104万アクセスを達成しました。ありがとうございます。
さて、始業式間際の8月27日。立川警察署と協働して、不審者対応訓練を行いました。
昇降口から不審者が侵入。不審者役は、教師です。
まずは、担任(あくまでも役割演技)が対応。子供たちを守るため、不審者を感情的にさせないように、冷静に対応。
不審者(役)の大きな声を聞きつけて、隣の学級の担任(役割)も対応します。ここでも感情的にさせないように、あくまでも冷静に対応。
先生方は冷静に対応していたのですが、不審者役は激情型。大きな声を張り上げます。(ちょうどこの時、転入の親子がやってきていたのですが、大声にびっくり。もちろん、「不審者対応訓練中です。不審者役の先生も、普段は優しい、大きな声など張り上げない先生です。」と伝えて安心してもらいました。)
最終的に、説得が功を奏し、不審者役は校長室に来ました。私と副校長で冷静に対応しているところに、お巡りさんが到着。刃物を隠し持っていたため、二人のおまわりさんが不審者を確保して、実技訓練は終了。
終了後、英語教室で振り返り。先生方は、あれこれ想定をして、いろいろな疑問が出ました。その疑問に立川警察署のおまわりさんが的確に答えてくださいました。
お巡りさんからは、「先生方の動きは大変良かった。改善したほうが良いと思われる点については、また話し合って、決めておいてください。」とのお言葉をいただきました。子供たちの安全を守るため、教員で話し合いました。
校長日誌 錦町の空から NO942 (2019.8.29)
聖地巡礼⑥
今日から2学期。子供たちの元気な顔を見るのが楽しみです。
最後の聖地巡礼は、渡米後に決まった地。それは、マンザナー日系人強制収容所です。
第二次世界大戦の際、日系人が強制収容されていたことは歴史として知っていましたが、詳しくは知りませんでした。ところが、NY日本人学校の中学生の修学旅行でワシントンDCに行った際、強制収容記念碑を見たことがきっかけとなって、「いつか強制収容所を見に行ってみたい」という気持ちになりました。
ワシントンDCにあるユニオン駅の近くにそっとたたずんでいる強制収容記念碑。
有刺鉄線にがんじがらめになっている様子を表しています。これを見たときにはショックを受けました。
そして、夏季休業中にヨセミテ国立公園に行った際に、マンザナー強制収容所の跡が残っていることを知り、家族に頼んで、ヨセミテ国立公園から2時間以上車を走らせて、強制収容所跡を訪れました。
高速道路を進み、国立公園から離れると、緑が亡くなり、目の前には平原が広がりました。平原といっても、ただの荒れ地。高速道路から少し入ったところに収容所がありました。風が吹き抜けると、砂ぼこりが舞う、まさに荒野でした。
この場所に強制収容所があったのです。有刺鉄線に囲まれた自由がまったくない場所。
上記の写真は当時の写真。
アメリカが強制収容所跡に、博物館のように、収容所の建物何棟も再現してありました。
夏は高温、冬は厳寒の荒野。そんな場所に収容所があり、日系人はひたすら耐えたのです。
日系人は、自分達が食べる食料を荒れ地を耕作し、育てていたそうです。記録によると、収容されていた日系人は、みなこのような言葉をつぶやいていたそうです。
「仕方ない。」
我慢強い日系人らしい言葉です。
博物館には、上記のような当時の写真があり、詳しい説明がありました。
見学者は、ほとんどがアメリカ人。その中の一人のアメリカ人が私に話しかけてきました。
「あなたは日本人か?」
私が「そうです。」と答えると、そのアメリカ人は
「強制収容は間違えていた。日系人には申し訳なかった。」
と私に言いました。
強制収容所で亡くなった日系人もたくさんいました。その慰霊碑が立てられています。
戦争が引き起こした悲劇。このような悲劇を繰り返してはいけない、と強く感じた聖地巡礼でした。